さまざまな「彩り」があるクルー(仲間)が待っています
地域のクルーは在籍50名以上 いろんな人に出会えます
絵が得意だったり、料理・裁縫・音楽・工作・実験・勉強が得意だったり
何かを究める大人の背中を魅せたい!
「大人って楽しい!」「早く大人になりたいな!」と思って欲しいと考えています!
合言葉は『愛情一本!』待っているよ~♪
岡 裕介 (サマー) 学び舎トーカ 代表/ 居場所経営者
Yusuke Oka
株式会社NTTコムウェア/子ども100km徒歩の旅/学童保育KBC/花まる学習会
中学時代、友だちができず、家族とも十分なコミュニケーションが取れず、孤独を感じていた時期がありました。学校や家庭でうまくいかなかったとき、「せめて地域との交流や第3の居場所があれば、人は救われるのではないか」と感じたのです。この経験をきっかけに、「人の孤独を少しでも減らしたい」という思いを抱き、行動を続けてきました。
地域のつながりを大切にしようと強く決意したのは、東日本大震災のときです。ボランティアとして石巻を訪れ、1日中、瓦礫や排水溝に詰まった泥を取り除く作業を行いました。その中で、家族の思い出の写真や子どもたちのおもちゃが次々と出てきて、心を痛めながら涙をこらえて作業を続けました。作業を終えた最後の時間、妻と子を亡くされた地元のボランティアリーダーから、こんな言葉をいただきました。
「皆さんがこうして手伝いに来てくれることは本当にありがたいです。ただ、地震を経験して改めて感じたのは『地域のつながり』の大切さです。支えてくれる人がいることで、私は立ち直れたんです。だから皆さんは、もうここに来なくていい。それぞれの地元に戻り、同じようなつながりを作ってください。」
大切な家族を失うという絶望の中から、地域のつながりによって救われたその方の言葉は、心に深く響きました。そして私は「地域とのつながりを作り、広げていこう」という決意をさらに強めたのです。
「子どもたちが学び場をあたりまえに選べる社会をつくりましょう!」
小島 さやか(さっちゃん) キャンパス長(用賀中町) / 心のケア専門家
Sayaka Kojima
上智大学院修士課程 修了/小・中・高の学校教諭経験約10年/家庭療法カウンセラー/チャイルドカウンセラー/エンドオブライフ・ケア援助士/コーチング/14か国の留学を含む豊富な海外経験/
少林寺拳法三段
教員を務めている中で、こんな生徒たちと出会いました。言われたことはしっかりとこなせるものの、「やりたいことは何?」と問いかけると「特にないです」と答える子どもたちです。そうした姿を見て、私は大きな危機感を覚えました。これからの時代を生き抜くために必要な「自ら考える習慣」が十分に育まれていないのです。
昔の話になりますが、中学生だったころの私は本気で「探検家になりたい!」と思っていました。その夢を校長先生に伝えたところ、「無理だよ、そんなの」と一刀両断されたことがあります。確かに非現実的かもしれません。しかし、当時の私としては、もう少し寄り添ってもらいたかったというのが本音です。夢や想いの中には「学びたい気持ち」が詰まっており、その気持ちを引き出してくれる大人と出会えていたら――そんなふうに振り返ることがあります。
大学時代、就職課の担当者からも「ワクワクすることを仕事にはできないよ」と言われました。しかし、本当にそうでしょうか?私は「できる!」と胸を張って言えます。なぜなら、今の私は実際に“ワクワクする働き方”をしているからです。これからも、好奇心旺盛な子どもたちと一緒に「ワクワクセンサー」を磨いていきます。
「子どもたち一人ひとりが持つ特性や魅力を見つけ出し、成長を支援しています。お気軽にご相談ください。」
城田 晃希(こっきー)キャンパス長(自由が丘)/アートディレクター/コミュニティーアーティスト
Kouki Shirota
小中学生時代はいじめなどの理由で学校に通わない時期があり、社会人時代も文化財の保護修復事業に携わる仕事の中で精神的に追い込まれ、孤独な期間を過ごしました。その後、美術大学や地域活動で、食や自然・人との関わりによる健全な生活の大切さを学んでいきます。
近所で開催されていたコミュニティ農園の運営に参加。コミュニティマネージャーとなり、色々な人達と協力しながら、農やコミュニティの大切さを、深め、広めるために活動しました。さらに、芸術を介した人の繋がりを活性化させる概念「コミュニティアート」を実践するため、商店街おこしや福祉施設などにワークショップ講師として関わっていくようになりました。
自分のコミュニティアートの基本理念には、「観察(インプット)に重きをおき、今を感じ取る力を豊かにして、それを消化し、発信や表現に繋げる。」という定義があります。それは、単に芸術表現のスキルのみならず、人生のあらゆるシーン、仕事ややりたい事の段取り決めや、人間関係やコミュニケーションにおける立ち回りなど、全てに応用が効く学習であると考えられます。
今までの経験をいかし、一人一人に、心を込めて寄り添い、サポートさせていただきます!
鍋谷 嶺(なべたに りょう) キャンパス長(大森大田)/童具共育アドバイザー/おもちゃコンサルタント/遊びと学びの応援団長
Ryo Nabetani
子どもたちが自由にのびのびと遊び学び、成長できる居場所を作ることに全力集中!親子カフェの経営や子育てワークショップを通じて多くの親子と交流しました。2児の父親でもあり、子どもによりそったサポートを得意とする。
社会人になり仕事に追われて育児に時間をさけないもどかしい日々を過ごし、「もっと子どもと向き合いたい!ていねいな暮らしをしたい!」と思うようになりました。木製知育玩を扱う株式会社おもちゃ箱の仕事を通じて全国をまわり、多くの親子とふれあううちに、かつての自分と同じように「子育てと仕事の両立」で苦しむお母さま、お父さまが多いことに気がつきます。そこで、親子が自由にのびのびと過ごせる居場所、『おやこカフェ おむすびとつみきの店ころりん』を開業しました。だれでも食べられる「おむすび」、だれでも遊べる「つみき」をベースに、親子のふれあいや他者とのコミュニケーションが自然発生する環境を目指したお店は、地域のリビングダイニングとして機能し、たくさんの親子、家族がつながる居場所へと育ち始めました。多くの親子と交流し、笑顔と学びの時間を共有できたことは何よりの宝物です。ところが、そんな宝物のつながりを許さない事態が起こります。コロナの流行でした。他者とのつながりが不要不急となり、店舗も閉店。急激な環境の変化により、長女も小学校へ通えなくなりました。まさに、失意のどん底。どうにか状況を良くしようと、これまでの経験をフル活用し、親子で力をあわせて、家庭で学びの環境を整え始めます。それから時間をかけてゆっくりと子どもと向き合うこと、2年。周囲の助けもあり、長女は再び外へと出れるようになりました。生き生きと家を飛び出す長女を見てあらためて、子どもの成長を見守る喜び、環境を整える大切さを学びました。
そして「これまでの経験を活かして、子どもたちの応援がしたい!」と考えていたとき『学び舎トーカ』と出会い、理念や役割に共感しクルーとして参加することになりました!『学び舎トーカ』では、子どもたちの個性を尊重し、一人ひとりが持つ素晴らしい力を引き出すことを目指しています。子どもたちが自分らしく、自由にのびのびと学べる環境を提供し、成長を全力で応援サポートします。