宿泊トーカ in 長野県塩尻「陽だまりの家」

雪が残る長野県塩尻「陽だまりの家」で、2泊3日の宿泊ト―カを開催しました。天候は雨でとっても寒い日が2日続きましたが、最終日は気持ちがいいほどの快晴で、長野の雨と晴れと、どちらも堪能することができました。


初日は、木がたくさん生えている場所で木こり体験。「この木に決めた」と、自分で選んだ木をのこぎりで切っていきます。小雨が降ることなんて一切気にすることなく集中して切り進めていき、途中、「これは手ごわい~誰かヘルプ!」というと、「やらせて!」とお互いに助け合っていました。「同じ木を切ってるのに、こことここで切る感覚が違う!」と、木にふれて初めて感じる弾力や新鮮さ、本物に触れてはじめて知る感覚に感動していました。夜ご飯はみんなでつくる、手作り餃子です。単純に包むだけでは終わらず・・・「ロシアンルーレットぎょうざにしょう!」と子どもたちの中でゲームが始まりました。コショウが大量に入っていたり、皮しかなかったり、かたちがシュウマイだったり、「普通」ではないユニークな餃子がたくさんできあがりました。焼くときには、1年生の子どもがひとり入るくらいの大きな鉄板で豪快に焼いていきます。焼くための火も、子どもたちが起こしたものです。誰が言ったわけでもなく、自然と火起こし担当、風おこし担当、木をくべる担当、と決まって役割り分担ができています。「自分たちでつくったのって美味しいね!」「こんなにごはん食べたの初めてかも」と子どもたちの間で言葉が飛び交います。夜のお風呂は宿の温泉で、ここでもわくわくが止まらいようでした。


2日目は初日に切った木でクラフト体験です。切り株を切って何かを作るかと思いきや、「燃やしたい!」となって再び火起こしが始まったり、女の子たちはカラーペンをつかってイラストを木に描いていたり、各々自由に過ごしました。3日目は快晴となり、自然のアソレチックで外で思いっきり遊びつくしました。


はじめてお泊まりの子が多く、ドキドキと緊張、そして楽しみというたくさんの感情があったと思います。癇癪も起こしたけれど、 ホームシックで泣いたけれど、 言い合いでストレスを感じたけれど、全てが「でも結局遊べる仲間がいるって最幸!」に繋がっています。火起こしさん、木こりさん、クラフトさん、料理さん、と熱中するポイントをそれぞれが見つけ、大人の干渉も受けずに遊びまくった三日間 「楽しかった~~」とご満悦の子どもたちが、解散場所につくと、「頑張ったね~」と、ハグで迎えてくれるお母様方。子どもたちの心のコップが愛情の水で満たされた瞬間でした。「頑張ってよかった!」何にも変えられない、自分を支える自身につながっていきます。 「報酬は感動の涙」、与えていただいております。ありがとうございました!また、夏の宿泊ト―カでお待ちしています。

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