スケジュールについて

・レギュラーデイ 月~木 9時30分~10時に登校 14時~14時半に下校
 ※最初はオンラインで慣れるもOK 時間相談可能 15時~17時の延長預かりもあり ご相談可
 ※月に1度ピクニックデイでプレーパーク等に行き、「泥だらけ!木登り!火起こしも!」楽しみます
 ※月に1度は地域子ども食堂を主催しています
 ※トーカのコミュニティ畑で畑作業も行います

・イベントデイ 金~日 
 ※子どもたちが現地学習を希望した場合に別途スケジュールしますので、企画により時間が異なります
 ※地域祭りや市への子どもたちの出店もあります
 ※トーカ主催のイベント(クリスマス会やハロウィン会等)でも子どもたちが主体となって企画しています

好き探究タイム

キミのわくわくセンサーに触れるものは何かな?
さいしょは、なくたって大丈夫
見つければいいよ 一緒にさがそうよ

ある子は「星が好きすぎる~!」と言っていたよ
星についてオリジナルノートにまとめて皆に発表してもらったな~
一般に言う「国語」に繋がるような学びが得られたね
あとは星と地球との距離を測って計算したね(「算数」に繋がる)
星を昔の人はどう見ていたか探ってみたり、、、(「歴史」に繋がる)
様々な角度から「好きなもの」を探究しよう!

1on1タイム

悩むこと、迷うことたくさんあるよね
サポーターと1対1でお話しする機会もつくれるから安心してね
それぞれが持つかんがえや 思いはちがっていい
等身大のキミと向き合っていたいな

時間割決めタイム

学びとは本来 楽しいもの
何を学ぶか 何をするか サポーターと相談しながら 自分で決定していこう!
「よし やってみよう!」と気持ちが膨れ上がってくる
さあ 楽しい時間をはじめよう!

公園遊びタイム

目の前にある公園で思いっきり体を動かして遊ぶよ
遊びはみんなで考えだそうね
あたえられるものではなく じぶんたちで考えていいんだ
「今日は何をしようか」プレゼンで仲間を増やすもありだよ

ピクニックデイ(月1)

世田谷のプレーパークで泥だらけになって遊ぶ日や
火起こしや木登りをして遊ぶ日もあるよ!
夏は水遊びを思いっきりしてびしょびしょになろう
考えて面白い野外活動をしよう
新しい遊びができたらみんなでルールを決めてもいいね

地域子ども食堂(月1)

子どもたちが企画して地域の人を招待!
子ども達が食事をつくり みんなで食卓をかこむよ
地域の人は差し入れをくださり 
ここには幸せな空間がひろがっているよ

イベント&現場学習

トーカ発のイベント 子ども達発のイベント
仲間や地域との交流で輪がひろがっていくね
誰かの「好き」からうまれた「現場学習」にもいこう!
一緒に話し合って生まれるといいな

また真に社会に開かれた学び舎になるため、地域社会で懸命に生きる先輩方との関わりを増やしていきます。クルーが記者になり、先輩方のお仕事や生き方をインタビュー!記事やYouTubeニュースに仕上げて地域に発信していくこともします。職業の「プロ」に触れる機会もつくっていきますよ!

事例① 光は差し込む―不登校は不幸せではない

乾いた空気が頬を刺す冬の日、小学1年生のRちゃんの保護者であるKさんから相談が寄せられました。「実は、秋ごろからRちゃんが不登校気味で、12月には学校に1日も行けなかったんです」と、重く心を痛めるKさんは声を震わせました。原因は明らかではなく、Rちゃんは学校に関することを話そうとせず、毎日行くことを嫌がるばかりでした。Rちゃんはスポーツが好きで、パワフルな性格で知られ、新しいことにも積極的に取り組む能力があり、学校の学習も楽しんでいたはずでした。しかし、なぜか登校を嫌がるようになったのです。「最近、誰かに監視されている気がして…」と、Kさんのストレスもピークに達しているようでした。そのため、私は午前9時からのオンライン接続で毎日15分ほどの学習や会話の時間を提案し、Kさんも了承してくれました。

初日… Rちゃんはなかなか画面に姿を現さず、映るのはKさんだけでした。「おはよう!」と声をかけると、「ほら、おはようだって!」とボソボソと呟きました。もちろん、顔は見えませんでした。それでも、様々な方法を試みながら話しかけました。Kさんが代わりに、自分では言えないことを伝えました。Rちゃんが最近ハマっていることや、好きなことについて尋ねると、Kさんを通じていくつかの情報が出てきました。Rちゃんは、画面に手を出して自分の好きな宝石を見せてくれました。3日目になると、少し様子が変わりました。私とRちゃんがそれぞれ好きな「絵」を描く遊びを通じて会話が弾むようになりました。顔も画面に映るようになりました。しかし、5日目は起き上がることができず、6日目は最初から堂々と画面に現れましたが、7日目は15分遅刻し、試行錯誤が続きました。Rちゃんが繋ぎたくないと言っても、私たちは定刻には通信を開始することを約束しました。そうした努力が続いた9日目に、Rちゃんはついに学習に取り組みたいと言い出し、一緒に計算問題を楽しむ時間を持つことができました。少しずつ、活動することができるようになっていきました。

その頃、私は毎日Kさんと電話で話し、新学期からRちゃんが新しいスクールに通うことが決まりました。そのスクールは家から60分の山中に位置していましたが、親子でスクールを見学し、「ここなら通えるかもしれない」とRちゃんが言ったことが決め手となりました。Kさんも希望の光を見つけたようで、「心に余裕が生まれてきました」と言っていました。その後、Rちゃんが重い口を開き、不登校の原因はRちゃんの幼稚園の友だちが小学校になってから別のクラスになり、冷たく接してくる態度に傷ついてしまったことが判明しました。これは、複数の原因の1つに過ぎないかもしれません。深く追求することなく、Rちゃんが「今まで言えなかったことが言えるようになってきた」という状況に喜びを感じ、次の学校での生活に焦点を当てるようにしました。

3か月にわたる話し合いの中で、約50回の交流を行い、自信を取り戻したRちゃんは学習も進めるようになりました。そして新学期が訪れ、私たちは緊張しながら新しいスクールに通えるようになったRちゃんを見守りました。すると、Rちゃんは「友達といると楽しい!」と喜びを口にしました。Kさんも自信を取り戻した様子で、「私が笑顔でいると、娘も笑顔でいてくれるんです。娘が持っているパワーを信じます」と前向きな言葉を述べるようになりました。

誰しも人生の中でつまづく時期があります。また、すぐに立ち上がることができない時期もあります。不登校になること自体は、つまずきではありません。そして、無理に学校に行かせようとする必要もありません。それぞれの個別のペースや適した環境が存在します。私たちは、個性に寄り添いながら、認め合いながら、過ごすことが重要だと深く感じました。子どもたちの人生を色眼鏡で見ることなく、彼らを別の方向に無理やり導く必要はありません。この経験を通じて、多様な選択肢が広がっている今、Rちゃんが自らの意思で選び、成長していく姿を見て、「子どもたちは無限の力を持っている」と強く感じました。そして、その気づきによって、窓から差し込む太陽の光が、いつもよりもまぶしく感じられました。

人生において困難な時期が訪れることは避けられません。そのような状況で不登校になることもありますが、大切なことは、その児童や生徒一人ひとりの声を聴き、彼らの個性やニーズに合ったサポートを提供することです。私たちの役割は、彼らが自信を取り戻し、自己成長できるような環境を作り出すことです。そのためには、家族やスクール、専門家との協力が重要です。

不登校の児童や生徒が再びこうした場に戻り、自信を取り戻すまでの道のりは決して簡単ではありません。しかし、彼らが自分自身と向き合い、困難に立ち向かい、成長していく姿を見ると、その喜びは何物にも代えがたいものです。私たちは、彼らの可能性を信じ、彼らをサポートしていく決意を新たにします。

不登校の経験を持つ子どもたちは、他の子どもたちと同様に素晴らしい才能や可能性を秘めています。私たちの役割は、彼らがそれらを開花させるための環境を提供することです。彼らに寄り添い、共に歩みながら、彼らが輝く未来を築いていく手助けをすることが、私たちの使命であると信じています。

トーカに通うには?

① まずは個別相談を行いますので お問い合わせページよりご連絡をお願いいたします
② 定員に余裕があれば 入学に向けてお話や体験などをしていただきます
  ※現在 ご好評いただいており拡張するも残席数が少なくなっておりますのでお早めに!
③ 最初はオンラインからスタートなど 状況に応じて臨機応変に進めてまいります

学費について(例:レギュラーの場合)